迅速で創造的な製品設計を可能とするトポロジー最適化に基づく超上流設計法の開発

研究体制

イノベーションスタイルの確立

京都大学においてトポロジー最適化の基本技術の構築、東北大学においてマルチスケール解析法の構築を行い、(株)豊田中央研究所では、これらの方法論の構築のもと、トポロジー最適化に基づく高性能・高機能デバイス設計法を開発しています。アイシン・エィ・ダブリュ(株)では、このデバイス設計法により、具体的な自動車部品への展開を検討しています。これにより、国際競争に打ち勝つ製品開発を進める予定でいます。

また、(株)岐阜多田精機と(株)ナガセインテグレックスでは、高性能・高機能デバイス設計法より得られたデバイス設計案から、デバイスを製造する方法を開発しています。
これらの製造法から、岐阜県産業経済振興センターの支援のもと、デバイス製造の事業化を検討し、新しい地域産業の創成を目指す予定です。

京都大学・東北大学が提案する構想設計法から、(株)豊田中央研究所が高性能・高機能デバイス設計法の開発、(株)くいんとが最適設計ソフトウエア開発と汎用CADを利用したシステム化を行い、アイシン・エィ・ダブリュ(株)で自動車産業・電機産業への事業化、(株)岐阜多田精機と(株)ナガセインテグレックスで製造法の開発を行い、岐阜県産業経済振興センターが企業支援・ユーザー意見取りまとめをします。「国際競争に打ち勝つ製品開発」「デバイス・材料開発における事業化、新しい地域産業の創成」「ソフトウエアの商用化、中小企業を含めた設計技術の革新」を目指します。

2ヶ月に一度委員会を開催し情報の共有・連携をしております。